長崎市長が銃殺された件(2007/04/19)
伊藤一長長崎市長が撃たれ死亡
4月17日に、伊藤一長長崎市長が銃で撃たれ、その後死亡しました。伊藤一長氏の生前の
功績を讃え、冥福を祈ります。
それに際し、政治家の方が発言をなさっていますが、その発言に関し、正直なところ残念に
思います。一番強く発言されるメッセージは「かかる暴力的な手段によって、民主主義の政治は
揺るがない」であって欲しいと思います。今回の各政治家の発言に「このような犯罪が在ると
民主主義が後退するから許せない」というニュアンスがあり残念です。「このような犯罪が在ると
民主主義が後退する」ということは「このような犯罪で、民主主義を後退させることができる」と
言っているようなものです。例え一人が撃たれても、必ずそれを継ぐものが現われる。
だから、民主主義は後退しない。民主主義の政治とはそういうものであるはずです。
また、(例え本心では恐れていても)命を掛けているポーズは政治家にとって
重要と思います。
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